PowerPointで目次の項目とページ番号を「点線リーダー」で繋げ、ページ番号を揃える方法をご紹介します。
Wordはリーダー線の機能がありますがパワポにはなく、タブと下線の合わせ技で作ります。三点リーダー「…」の連続打ちはしないのが得策です。
ページ番号を揃える
目次にするテキストを用意します。
全ての項目とページ番号の間には「タブ(Tabキー)」を入力しています。
画面にルーラーが表示されていない場合は、「スライドを右クリック」→「ルーラー」にチェックを入れましょう。
ルーラーに「右揃えタブ」を配置してページ番号を右揃えにします。ページ番号の位置を変えたい時は、ルーラーのタブを左右に移動させましょう。
点線リーダーを設定する
タブに下線の設定をする
リーダー線と文字がくっつきすぎないように一行目のタブの両サイドに「半角スペース」を入力します。
一行目のタブを選択します。
「ホーム」タブ →「フォント」グループ → 右下の「起動ツール」をクリックします。
「フォント」ダイアログが開くので、「下線のスタイル」を「太破線」に設定します。
- 直線にしたい場合は、「太線」を選択しましょう。
項目とページ番号の間に点線をつけることができました。
クイックアクセスツールバーのインポート
ここからの作業を効率良く行うために、PPDTP推奨のクイックアクセスツールバーのインポートが必要です。
次のチュートリアルを参考にして設定しましょう!

リーダー線のベースラインを上げる
点線が文字の下揃えになっているので、ベースラインを上げて中央揃えにします。
点線を設定したタブを選択します。
クイックアクセスツールバーの「16番:ベースラインを上げる」「17番:ベースラインを下げる」をクリックして点線の位置を調整します。
点線が文字の中央辺りになるまで上げましょう。
点線の位置を微調整したい場合は、「フォント」ダイアログにある「上付き」の「相対位置」の値でも調整が可能です。
クイックアクセスツールバーをインストールできない方も、「上付き」の「相対位置」の値で点線を調整しましょう。
全ての行に点線を貼り付ける
点線と両サイドの半角スペースを選択してコピーします。
点線をつけたい箇所のタブをダブルクリックで選択してペーストしていきます。
完成
全てにペーストできたら完成です。ルーラーの「右揃えタブ」を左右に動かしてページ番号の位置を変更しても、それに合わせてリーダー線も伸縮してくれるので調整が簡単です。
- 中黒「・」や三点リーダー「…」で文字間を繋げると、フォントによって行末がガタガタになり綺麗に揃わないので、タブに下線でリーダーを設定する方法がおすすめです。
ページ番号にリンクを挿入する
ページ番号にハイパーリンクをつけて、指定のスライドに移動させる方法をご紹介します。
ハイパーリンクの設定
リンクをつけたいページ番号を選択します。
- リーダー線が消えてしまう為、リーダー線を含めてリンクの設定はできません。
「挿入」タブ →「リンク」グループ →「リンク」をクリックします。
「ハイパーリンクの挿入」ダイアログが開くので、「このドキュメント内」から指定のスライドを選択して「OK」をクリックします。
ページ番号にリンクが設定されました。ページ番号を「Ctrl」キー +「左クリック」でリンク先に移動することができます。
ハイパーリンクの下線を消す
ハイパーリンクを挿入した文字につく下線を消す方法です。
下線がついた文字を選択し、「ホーム」タブ →「フォント」グループ → 右下の「起動ツール」をクリックします。
「フォント」ダイアログが開くので、「下線のスタイル」を「一重線」、「下線の色」を「背景と同じ色」に設定します。
ハイパーリンクの下線が消えました。
ハイパーリンクの文字色を変更する
ハイパーリンクを挿入した文字色を変更する方法です。
詳細は、次のチュートリアルをご参考にしていただければ幸いです。
