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PowerPoint「囲み文字」で文字を四角や丸で囲む方法

PowerPointで文字を四角「□」や丸「○」で囲んで「囲み文字(囲い文字)」を作り、タイトルや見出しを目立たせる方法をご紹介します。

Wordでは「囲い文字」の機能があり、シンプルな囲み文字が簡単に作れます。PowerPointには囲み文字の機能はありませんが、文字と図形を組み合わせ、Wordよりもデザイン性に優れた囲み文字を作ることが可能です。

合わせて、作成した囲み文字を使って「囲み文字アニメーション」や「21、51以上の丸囲み数字」の作り方、「囲み文字マクロ」のご紹介もありますので、最後までお楽しみいただければ幸いです。

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囲み文字素材を作成する

準備

今回は「囲み文字」の4文字を正方形で囲んでいきます。

テキストボックスには以下の設定を予め反映させておきましょう。

文字が囲みの中央揃えになる設定です。「ホーム」タブ →「段落」グループ で文字を「中央揃え」にし、「文字の配置」を「上下中央揃え」にします。

テキストボックスの余分な余白もなくします。

余白をなくす方法は、次のチュートリアルをご参考にしていただければ幸いです。

PowerPointでテキストボックスの余白をなくす方法
PowerPointで新規ファイルにテキストボックスを作成すると、余白が入る初期設定になっています。…

 

設定はできましたか?

テキストボックスに一文字だけ残した状態にして準備完了です。

文字に囲みをつける

「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「塗りつぶしと線」→「塗りつぶし」→「塗りつぶし(単色)」を選択し、色をお好みで設定しましょう。

文字の背景が四角形で塗りつぶされました。

「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「サイズとプロパティ」→「サイズ」の「高さ」と「幅」を同じ値にし、背景の四角形を正方形にします。作例では、「高さ」「幅」共に「2.5cm」に設定しています。

変形する時に正方形のまま形が崩れないように「縦横比を固定する」にチェックを入れます。

正方形で囲まれた囲み文字ができました。背景色によって文字色を白抜きにするなど見やすい色に変更しましょう。

この段階で文字が正方形の上下中央で揃っていない場合は、「図形の書式設定」ウィンドウ →「文字のオプション」→「テキストボックス」の「上余白」か「下余白」の値で文字が中央に位置するように調整してください。

以上で囲み文字素材の完成です。

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囲み文字を文字列にする

囲み文字素材を複製し、文字を打ち変えます。一つ目を複製してから「Ctrl + Y」キーを押すと等間隔で繰り返し複製ができます。

囲み文字のバリエーション

作成した正方形の囲み文字を元にして5つのバリエーションを作ります。

線の白抜き囲み文字

線幅を設定し、背景の塗りを「なし」にすると線の白抜き囲み文字ができます。

丸囲み文字

囲み文字を選択し、「描画ツールの書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の編集」→「図形の変更」→「楕円」を選択します。

丸囲み文字の完成です。文字と円の隙間に余裕がなくなった場合は、文字か図形のサイズを調整しましょう。

ひし形(ダイヤ型)二重囲み文字

囲み文字を選択し、「描画ツールの書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の編集」→「図形の変更」→「ひし形」を選択します。

ひし形の囲み文字になりました。文字が図形からはみ出しているので文字か図形のサイズを調整しましょう。

図形の周りに線をつけるので文字がはみ出さない程度に少し大きめに入れましょう。

図形に線をつけます。「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「塗りつぶしと線」→「線」→「色:塗りと同じ色」「一重線/多重線:二重線」に設定します。線幅はお好みで調整しましょう。

二重線で囲まれたひし形の囲み文字の完成です。和風の囲み文字として使えそうですね。

六角形二重囲み文字

囲み文字を選択し、「描画ツールの書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の編集」→「図形の変更」→「六角形」を選択します。

六角形の囲み文字になりました。今回は作例の六角形の向きを90°回転させた囲み文字を作ります。

全ての囲み文字を選択した状態で、「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「サイズとプロパティ」→「サイズ」の「回転」を「90°」にして「縦横比を固定する」のチェックを外します。

囲み文字が90°回転しました。

続いて、「ホーム」タブ →「段落」グループ →「文字列の方向」を「左へ90度回転」に設定します。

文字だけが左へ90°回転しました。

図形に線をつけます。「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「塗りつぶしと線」→「線」→「色:塗りと同じ色」「一重線/多重線:二重線」に設定します。線幅はお好みで調整しましょう。

図形のサイズをお好みで調整し、二重線で囲まれた六角形の囲み文字の完成です。こちらも和風の囲み文字として使えそうです。

立体囲み文字

3D効果を設定すると立体囲み文字を作ることも可能です。

立体囲み文字の作り方は、次のチュートリアルをご参考にしていただければ幸いです。

PowerPointで飛び出す立体文字や図形を3D効果で作る方法
立体オブジェクトの作り方決定版!PowerPointで「飛び出す立体文字」と「文字を囲む立体図形」の…
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半沢直樹・古畑任三郎風ロゴを作成する

前項の「線の白抜き囲み文字」の間隔を詰めると、半沢直樹や古畑任三郎風ロゴを作ることができます。

半沢直樹風ロゴは、「高さ:2.5cm」「幅:2.5cm」「線幅:5pt」「図形の塗り:白色」に設定した囲み文字を、スマードガイドの吸着機能を使って横に連続複製して作ります。フォントは「出島明朝」にボールドを設定しています。

同様に古畑任三郎風ロゴも上図のように作成可能です。フォントは「源ノ角ゴシック JP Heavy」を使用しています。

スマードガイドの吸着機能の使い方は、次のチュートリアルをご参考にしていただければ幸いです。

PowerPointのスマートガイドで図形を綺麗に揃える方法
PowerPointで図形を綺麗に揃える方法の1つに、Illustrator同様「スマートガイド」の…

囲み文字を自動作成するマクロ

テキストボックスを選択して実行するだけで囲み文字が作れるマクロです。

コード

Sub 囲み文字を作成()

    Dim nowTop As Single
    Dim nowLeft As Single
    Dim marginSize As Single
    Dim nowMarginTop As Single
    Dim nowMarginLeft As Single
    Dim kakomimoji As String
    
    With ActiveWindow.Selection
  
        'テキストボックスが選択されていない場合はマクロ終了
        If .Type = ppSelectionNone _
        Or .Type = ppSelectionSlides Then
        
            MsgBox "テキストボックスを選択してください。"
            Exit Sub
          
        End If
        
        'テキスト編集モードの場合はシェイプを選択
        If .Type = ppSelectionText Then .ShapeRange.Select
        
        '余白を「cm」で指定
        marginSize = 0.2
        '余白を「pt」に変換
        marginSize = Round(marginSize * 720 / 25.4, 1)
            
        With .ShapeRange
            
            '囲み文字のタイプを選択
            kakomimoji = InputBox( _
            "作成番号を入力してください。" & vbCrLf & vbCrLf & _
            "1:塗りで囲む" & vbCrLf & _
            "2:線で囲む" & vbCrLf & _
            "3:囲みを取る")
        
            '囲み文字を作成
            Select Case kakomimoji
            
                '塗りで囲む
                Case 1, "1"
                
                    'テキストの色
                    .TextFrame.TextRange.Font.Color.RGB = RGB(255, 255, 255)
                    '四角形の色
                    .Fill.ForeColor.RGB = RGB(0, 0, 0)
                    '塗りあり
                    .Fill.Visible = msoTrue
                    '線なし
                    .Line.Visible = msoFalse
        
                '線で囲む
                Case 2, "2"
                
                    'テキストの色
                    .TextFrame.TextRange.Font.Color.RGB = RGB(0, 0, 0)
                    '線の色
                    .Line.ForeColor.RGB = RGB(0, 0, 0)
                    '線幅
                    .Line.Weight = 1
                    '塗りなし
                    .Fill.Visible = msoFalse
                    '線あり
                    .Line.Visible = msoTrue
                    
                '囲みを取る
                Case 3, "3"
                
                    'テキストの色
                    .TextFrame.TextRange.Font.Color.RGB = RGB(0, 0, 0)
                    '塗りなし
                    .Fill.Visible = msoFalse
                    '線なし
                    .Line.Visible = msoFalse
                    '余白なし
                    marginSize = 0
            
                Case ""
                
                    Exit Sub
                        
                Case Else
                
                    '指定の数字以外が入力された場合はマクロ終了
                    msg = "指定の数字を入力してください。"
                    MsgBox msg
                    Exit Sub
                    
            End Select
    
            '現在の位置を代入
            nowTop = .Top
            nowLeft = .Left
            
            With .TextFrame
                    
                '現在の余白を代入
                nowMarginTop = .MarginTop
                nowMarginLeft = .MarginLeft
     
                '余白の設定
                .MarginLeft = marginSize
                .MarginRight = marginSize
                .MarginTop = marginSize
                .MarginBottom = marginSize
                
                'テキストに合わせて図形のサイズを調整する
                .AutoSize = ppAutoSizeShapeToFitText
                'テキストを左右中央揃えにする
                .TextRange.ParagraphFormat.Alignment = ppAlignCenter
                'テキストを上下中央揃えにする
                .VerticalAnchor = msoAnchorMiddle
                
            End With
            
            '元の位置に移動
            .Top = nowTop + nowMarginTop - marginSize
            .Left = nowLeft + nowMarginLeft - marginSize
                
        End With
    End With
End Sub

実行結果

囲み文字にしたいテキストボックスを選択します。

テキストボックスを選択した状態で実行するとダイアログが開くので、塗りで囲みたい時は「1」、線で囲みたい時は「2」を入力して「OK」をクリックします。

「1:塗りで囲む」を実行すると上図のようになります。

「2:線で囲む」を実行すると上図のようになります。

囲み文字をやめたい時は、「3:囲みを取る」を実行すると上図のようになります。

1文字から複数行まで対応しています。

文字からプレースホルダーの余白の空きを広げたい場合は、「marginSize」の値でお好みに設定できます。

囲み文字の骨組みをサッと作れるマクロになります。細かな設定は手動で行いましょう。

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囲み文字アニメーションを作成する

作成した囲み文字を使って、文字を丸でクルッと囲んで出現するアニメーションを作りましょう。

アニメーションの設定

出現時に見た目が楽しくなるように図形をカラフルな囲み文字のアニメーションを作ります。

それでは、アニメーションの設定をしましょう。

「囲」→「み」→「文」→「字」と出現させたい順に「Shift」を押しながらクリックして選択します。「囲」→「み」→「文」→「字」の順に作ったのであれば「Ctrl + A」キーで全選択しても構いません。

選択できたら「アニメーション」タブ →「アニメーション」グループ →「開始」の「ホイール」を選択します。

続いて、「アニメーション」タブ →「タイミング」グループ の「開始」を「直前の動作の後」に設定します。

続いて、「継続時間」を「00.50」に設定します。

「アニメーション」タブ →「アニメーションの詳細設定」グループ の「アニメーションウィンドウ」をクリックします。

「アニメーションウィンドウ」が開くので、上図のように「囲」→「み」→「文」→「字」の順に「0.5秒」間隔で階段状にアニメーションが設定されていたらOKです。

動作確認

プレビューまたはスライドショーを開始して動作確認しましょう。

文字を丸で囲みながら出現するアニメーションの完成です。

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21、51以上の丸囲み数字を作成する

環境依存文字で、黒丸数字は「20」、白丸数字は「50」までしか入力できません。箇条書きの段落番号も白丸数字の「20」までしか対応していません。

対応していない数字は、オリジナルで作ることが可能です。

2桁の数字を丸で囲む

上記で作成した丸囲み文字に2桁の数字「00」を入力します。

文字が円からはみ出す場合は、数字または円を拡大縮小して調整しましょう。調整できたら2桁の丸囲み数字素材の完成です。

この素材で「0」から「99」までの数字に対応できます。円を白抜きにすれば白丸数字も作れます。

3桁以上の数字を丸で囲む

上記で作成した囲み数字に3桁の数字「000」を入力します。

3桁の数字は円から数字の左右がはみ出してしまうので調整する必要があります。円を大きくして数字を収める方法もありますが、2桁の時と大きさが変わってしまうので数字を違和感なく円に収める方法で対応します。

囲み数字を選択し、「描画ツールの書式」タブ →「ワードアートのスタイル」グループ →「文字の効果」→「変形」→「四角」を選択します。

数字が円の中に収まりました。数字が縦長になってしまったので、元の高さに戻します。

「図形の書式設定」ウィンドウ →「文字のオプション」→「文字の効果」→「3-D回転」→「Y方向に回転」を「40°」に設定します。

数字の高さが戻りました。以上で、3桁の丸囲み数字素材の完成です。

この素材で「100」から「9999」までの数字に対応できます。「10000」以降も入力できますが、数字が徐々に縦長になってしまうので読める範囲で入力しましょう。

文章を枠で囲む

一文字ずつ枠で囲む方法の他に文章を枠で囲む方法をご紹介します。この方法では、文字の増減に合わせて図形も連動して伸縮してくれる便利なオブジェクトを作ることができます。

詳細は、次のチュートリアルをご参考にしていただければ幸いです。

PowerPointで文章の増減に合わせ自動伸縮する囲み枠の作り方
PowerPointで文章を図形で囲んだオブジェクトを作る時、テキストボックスと図形を分けて作ってい…