おすすめパワポ本12選!プロから学ぶ資料作成術

PowerPointで作れるIllustratorと同じ機能一覧

PowerPointにはIllustratorと同じような機能が多数存在します。Illustratorと同じ機能、もしくは似た機能がPowerPointではどのツールにあたるのかを解説します。

IllustratorユーザーがPowerPointを始める時に知っていると作業がスムーズに行えるでしょう。

その他、PowerPointとIllustratorの違いについてもまとめました。

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ツールパネル

ダイレクト選択ツール

ダイレクト選択ツールの使い方は、次のチュートリアルをご参考にしていただければ幸いです。

PowerPointのダイレクト選択ツールで作業効率を上げる方法
PowerPointでIllustratorの「ダイレクト選択ツール」の機能に近い「グループ化選択」…

文字/線/図形ツール

「ホーム」タブ →「図形描画」グループ →「図形ツール」を表示します。

ペンツール

図形の「線」→「フリーフォーム:図形」で描画します。

アンカーポイントの追加/削除ツール

図形を選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の編集」→「頂点の編集」で頂点を表示します。

図形の頂点で右クリックしてメニューを表示し、「頂点の追加」「頂点の削除」で行います。

鉛筆ツール

図形の「線」→「フリーフォーム:フリーハンド」で描画します。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPointで手書き風「丸」をフリーハンドで描く方法
PowerPointで手書き風の「丸」を図形の「フリーハンド」で描く方法をご紹介します。Illust…

スポイトツール

書式のコピー&ペースト「Ctrl + Shift + C」&「Ctrl + Shift + V」キーでスポイトツールのような作業ができます。

詳細は、次の記事で解説しています。

パワポの神ツール「書式のコピペ」で仕事を爆速で片付ける方法
PowerPointの「書式のコピー&ペースト」を使いこなして爆速で仕事を片付ける方法をご紹介します…

手のひらツール

手のひらツールの使い方は、次のチュートリアルをご参考にしていただければ幸いです。

PowerPointの手のひらツール代替で画面を光速移動する方法
PowerPointでスライド上の移動が不便に感じた方も多いのではないでしょうか。Illustrat…

ズームツール

「Ctrl」キー +「マウスホイール」でスライド画面の拡大縮小ができます。

作業画面右下にあるズームバーの一番右のアイコンでスライド全体を表示できます。

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ウィンドウメニュー

ツールパネル

クイックアクセスツールバーでよく使うツールを登録/選択します。

詳細は、次の記事で解説しています。

1分設定! PowerPoint爆速クイックアクセスツールバー決定版
PowerPointで作業が爆速で行える「おすすめクイックアクセスツールバー」の設定をご紹介します。…

アクションパネル

「開発」タブ →「コード」グループ →「Visual Basic」でマクロを作成します。

マクロの作り方については、次の記事で解説しています。

PowerPointマクロ入門 | コピペで始める楽々コース
PowerPointでマクロを始めたいけど、難しそうでよく分からないという方向けの入門編です。PPD…

アートボードパネル

「デザイン」タブ →「ユーザー設定」グループ →「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックし、「スライドのサイズ」ダイアログボックスを表示します。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPointでA4印刷用のスライドサイズに設定する方法
PowerPointでスライドを印刷用のA4サイズにする方法、A4からA3に変更する方法をご紹介しま…

カラーパネル

「カラーパレット」→「その他の色」→「色の設定」ダイアログボックス →「ユーザー設定」タブを表示します。

カラーガイドパネル

「デザイン」タブ →「バリエーション」グループ →「その他」→「配色」で表示します。

スウォッチパネル

「カラーパレット」を表示します。

グラデーションパネル

「図形の書式設定」の「塗りつぶし(グラデーション)」または「線(グラデーション)」で設定します。

パスファインダーパネル

図形を選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」で表示します。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPoint「図形の結合」選択順による結合結果の違い一覧
PowerPointの「図形の結合」ですが、図形の選択順によって色や形の結合結果が異なるのをご存知で…

ブラシパネル

「描画」タブ →「描画ツール」グループで「ペン」ツールが使えます。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPointでくるりん矢印や採点風赤丸を赤ペンで描く方法
PowerPointでくるりん矢印やテストの採点風の赤丸を赤ペンで描く方法をご紹介します。タッチ操作…

リンクパネル

リンクとして挿入したファイルのリンク先は、「ファイル」タブ →「情報」→ 「ファイルへのリンクの編集」→「リンク」ダイアログボックスで確認します。

画像はデフォルトでIllustratorでいう埋め込みのような状態で挿入されるので、通常リンクで挿入は行いません。

リンクを再設定(画像の置換)

画像を選択し、「図ツールの書式」タブ →「調整」グループ →「図の変更」で入れ替えます。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPointの「画像の挿入と置換」6つの方法を理解する
PowerPointで画像の挿入や置換(差替)をする時、どのような方法でされているでしょうか?Pow…

レイヤーパネル

「プチレイヤー機能」を使えば、オブジェクトの「表示/非表示」の切り替えができるので作業がしやすくなります。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPointで「プチレイヤー機能」を使う方法
PowerPointでオブジェクトが複雑に重なり合ったデータは非常に編集がしづらいです。そんなときは…

変形パネル

「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「サイズとプロパティ」の「サイズ」と「位置」で設定します。

整列パネル

オブジェクトを選択し、「図形の書式」タブ →「配置」グループ →「配置」で表示します。

文字パネル

「ホーム」タブ →「フォント」グループで設定します。

段落パネル

「ホーム」タブ →「段落」グループで設定します。

線パネル

「図形の書式設定」の「線」または「文字の輪郭」で設定します。

透明パネル

書式設定ウィンドウの「透明度」で設定します。

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効果メニュー

スタイライズ

「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「効果」または「文字のオプション」→「文字の効果」の「影」「光彩」で設定します。

ワープ

テキストを選択し、「図形の書式」タブ →「ワードアートのスタイル」グループ →「文字の効果」→「変形」で表示します。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPointで文字をアーチ状・波形・円に沿って入力する方法
PowerPointで文字をアーチ状や波形に曲げたり、円に沿って入力する方法をご紹介します。「文字の…

ぼかし

「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「効果」または「文字のオプション」→「文字の効果」の「ぼかし」で設定します。

3D

「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「効果」→または「文字のオプション」→「文字の効果」の「3-D 書式」「3-D 回転」で設定します。

詳細は、次の記事で解説しています。

PowerPointで飛び出す立体文字と図形を3D効果で作る方法
PowerPointで立体文字と立体図形の作り方をご紹介します。立体オブジェクトは効果の「3-D書式…

PowerPointとIllustratorの違い

前項では、PowerPointとIllustratorの共通する点をご紹介してきましたが、違いについても気になる点をまとめました。

項目 PowerPoint Illustrator
カラーモード RGB CMYK / RGB
レイヤー機能 スライドマスターを代わりに使用
環境にないフォント 自動で別フォントに置換 アラート通知
手のひらツール スライドショー時のみ
文字の長体平体 変形で調整 %で調整
回転しながら複製 マクロで実行
袋文字 テキストを2重にする アピアランス
反射 反射効果でお手軽作成 手動で作成
書式のコピー&ペースト ×
年間プラン(2023年) 14,900円/年(Microsoft 365) 28,776円/年

PowerPointとIllustratorの大きな違いは細かく言うといくつもありますが、見逃せないのが価格でしょう。

PowerPointは、Microsoft 365の年間プランを契約しなくても単体で買い切りする選択肢がありますが、Illustratorは買い切りがないため維持費が高くつきます。

本格的にデザインやDTPを学びたい方はIllustratorが好ましいですが、ハック的な感じで使用するなら断然PowerPointがおすすめです。