PowerPointでオブジェクトが複雑に重なり合ったデータは非常に編集しづらくなります。
そんなときは「プチレイヤー機能」でオブジェクトの表示/非表示や重ね順の変更を行いましょう。
重なり合ったオブジェクトを素早く選択したいときに有効です。
この記事の目次
プチレイヤー機能一覧
「選択」ウィンドウを表示する
プチレイヤー機能を使うには、「ホーム」タブ →「編集」グループ →「選択」→「オブジェクトの選択と表示」をクリックします。
「選択」ウィンドウが表示され、スライドに配置されているオブジェクトが重なり順に上から並んでいるのが確認できます。
オブジェクトの表示/非表示
オブジェクトの表示/非表示の切り替えは、「選択」ウィンドウのオブジェクト名の右側にある「目のアイコン」をクリックして行います。ここでは二等辺三角形を非表示にしてみます。
二等辺三角形が非表示になりました。再度「目のアイコン」をクリックすると表示されます。
オブジェクトをロックする
オブジェクトをロックさせたい場合は、「鍵のアイコン」をクリックします。ロックと言っても移動ができなくなるだけで、選択や編集はできてしまうゆるいロック機能になります。
詳細は、次の記事で解説しています。
▶︎思てたんと違う!パワポ新機能のロックが使いものにならない問題
オブジェクトの重なり順を変更する
オブジェクトの重なり順を変更したい場合は、「選択」ウィンドウのオブジェクト名をドラッグして移動、またはオブジェクト名を選択した状態で右上にある「上下の矢印」をクリックして行います。
オブジェクトの名前を変更する
「選択」ウィンドウのオブジェクト名をダブルクリックすると好きな名前に変更できます。
スライドマスターとレイアウトをレイヤーとして利用する
プチレイヤー機能の他に、スライドマスターとレイアウトをレイヤーとしてうまく利用する方法があります。
詳細は、次の記事で解説しています。