PowerPointでエアメール風フレームを作る方法をご紹介します。
エアメールの特徴であるトリコロールフレームは、図形の「フレーム」をストライプパターンで塗りつぶして作ると簡単です。
エアメール風フレームを作る
繰り返しオブジェクトを作る
斜めトリコロールの繰り返しオブジェクトを作ります。
まずは、斜めストライプの繰り返しオブジェクトを用意し(作り方を参照)、書式を次のように設定します。
- 高さ:3cm
- 幅:3cm
- 斜め縞の色:赤(RGB:192,0,0)
- 直角三角形の色:青(RGB:0,102,204)
繰り返しオブジェクトを右に複製し、スマートガイド機能(使い方を参照)で吸着させて上図のようにぴったり合わせます。
複製した繰り返しオブジェクトの色を入れ替えて青色を繋げます。
続いて、色を入れ替えた繰り返しオブジェクトを左下に複製して繋げます。
最後に左上の繰り返しオブジェクトを右下に複製して繋げます。
中央の青帯を構成する3つの図形を選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」→「接合」を選択して結合します。
同じように中央の赤帯を構成する3つの図形を選択して「接合」しましょう。
- 結合しておくとテクスチャとして並べた時に連結部分がずれません。
斜めトリコロールの繰り返しオブジェクトの完成です。
フレームにパターンを設定する
図形の「フレーム」を斜めトリコロールの繰り返しオブジェクトで塗りつぶします。
「ホーム」タブ →「図形描画」グループ →「図形ツール」→「基本図形」→「フレーム」をクリックします。
ワイド画面(16:9)のスライドに「フレーム」をスライドサイズで描き、左上の調整ハンドルで幅を決めましょう。
「フレーム」を選択した状態で、「塗りつぶし」を次のように設定します。
- 塗りつぶし:塗りつぶし(図またはテクスチャ)
- 画像ソース:クリップボード
- 図をテクスチャとして並べるにチェック
- 横方向に移動:テクスチャを縦に移動可(作例の場合:33pt)
- 縦方向に移動:テクスチャを縦に移動可
- 幅の調整:テクスチャの幅を縮小可
- 高さの調整:テクスチャの高さを縮小可
- 配置:中央
エアメール風フレームの完成です。