PowerPointで画像をグリッド状(格子状)に分割する方法をご紹介します。
グリッド状に分割する線は、図形の線で1本ずつ引くよりも「表」機能を使うと簡単に作れます。
プレゼン資料の表紙のデザインなどに活用できるでしょう。
画像をグリッド状に分割する
新規プレゼンテーションのスライドサイズ「ワイド画面(16:9)」で作成を進めます。
スライド全面に分割したい画像を配置します。
続いて、「挿入」タブ →「表」でカーソルを移動して「表(6行×10列)」になる位置でクリックします。
スライドに表が挿入されました。
表をスライドと同じサイズにします。
表を選択した状態で、「テーブルザイン」タブ →「表のスタイルギャラリー」→「スタイルなし、表のグリッド線なし」を選択します。
表のスタイルとグリッド線がなしになりました。
- 薄く見えているグリッド線は、表を選択したときにのみ表示される線なのでプレビューには表示されません。
表を選択した状態で、「テーブルザイン」タブ →「罫線の作成」グループ →「ペンの太さ」→「1½pt」を選択します。
- 「ペンの太さ」は画像のサイズにより、お好みで設定しましょう。
続いて、「テーブルザイン」タブ →「罫線の作成」グループ →「ペンの色」→「白」を選択します。
続いて、「テーブルザイン」タブ →「表のスタイル」グループ →「罫線」→「罫線(内側)」を選択します。
1ptの白いグリッド線で画像を分割することができました。
特定のマス目を白く塗りつぶす
画像の上に文字を挿入したいときは、表のマス目を白く塗りつぶすと効果的です。
白く塗りつぶしたい表のマス目をドラッグしながら選択します。
マス目を選択した状態で、「テーブルザイン」タブ →「表のスタイル」グループ →「塗りつぶし」→「白」を選択します。
マス目が白く塗りつぶされました。
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詳細は、次の記事で解説しています。
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