PowerPointで見出しの左に行数に応じて伸縮する線(飾り罫)をつける方法をご紹介します。
伸縮する左線は効果の「影」を利用して作ります。見出しの行数が増えるたびに調整する必要がありません。
この記事の目次
見出しの左に線をつける
動画のように行数に応じて伸縮する左線を作ります。
左線をつけたい見出しを用意します。作例のフォントは「源ノ角ゴシック JP Medium」を「40pt」で使用しています。
「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「塗りつぶしと線」→「塗りつぶし(単色)」→「色:白」に設定します。
- 背景色を設定している場合は同じ色にしましょう。
文字の背面が白色で塗りつぶされた状態になりました。説明のため背景色を変更しています。
テキストボックスを選択した状態で、「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「効果」→「影」を次のように設定します。
- 標準スタイル:オフセット左
- 色:左線の色を任意で設定
- 透明度:0%
- サイズ:100%
- ぼかし:0pt
- 角度:180°
- 距離:左線の太さを任意で設定
- スライドを画像で保存する場合は「サイズ:99%」に設定しましょう。テキストボックスの上下に色がつく不具合を回避できます。
見出しに左線がつきました。
- 図形の塗りつぶしからはみ出した影を線に見立てています。
テキストボックスを選択した状態で、「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「サイズとプロパティ」→「テキストボックス」を次のように設定します。
- 左余白:左線と見出しの間隔を任意で設定
- 右余白:0cm
- 上余白:0cm
- 下余白:0cm
作例は左余白を「0.5cm」に設定し、左線と見出しの間隔を少し空けました。
左線を伸縮させてみよう!
設定ができたら改行して見出しの行数を増やしてみましょう。
行数に応じて左線も伸びる見出しの完成です。