【パワポVBA】文字を太字/斜体/下線にするマクロ

PowerPoint VBAで「文字を太字、斜体、下線にしてテキストボックスを作成するマクロ」「テキストボックス内の選択中の文字列を太字、斜体、下線にするマクロ」をご紹介します。

マクロの使い方は、次の記事で解説しています。

PowerPointマクロ入門 | コピペで始める楽々コース

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PowerPointでマクロを始めたいけど、難しそうでよく分からないという方向けの入門編です。PPD…

この記事の目次

文字を太字、斜体、下線にしてテキストボックスを作成するマクロ
テキストボックス内の選択中の文字列を太字、斜体、下線にするマクロ
文字に影を設定するマクロ

文字を太字、斜体、下線にしてテキストボックスを作成するマクロ

スタイルを設定したテキストボックスを作成するマクロです。

Sub CreateTextBoxStyle()

    Dim n As Long
    Dim sld As Slide
    Dim shp As Shape
    
    '選択中のスライドを取得
    n = ActiveWindow.Selection.SlideRange.SlideIndex
    Set sld = ActivePresentation.Slides(n)

    'テキストボックスを作成
    Set shp = sld.Shapes.AddTextbox(msoTextOrientationHorizontal, 100, 100, 300, 100)

    'テキストを設定
    shp.TextFrame.TextRange.Text = "サンプルテキスト"

    'フォントを設定
    With shp.TextFrame.TextRange.Font
        .Name = "游ゴシック" 'フォント名
        .Size = 36 'フォントサイズ
        .Color.RGB = RGB(0, 0, 0) 'フォント色
        .Bold = msoTrue '太字
        .Italic = msoTrue '斜体
        .Underline = msoTrue '下線
    End With
    
    'テキストの折り返しを無効化
    shp.TextFrame.WordWrap = msoFalse
    
End Sub

テキストボックスの作成位置は「AddTextbox(msoTextOrientationHorizontal, 100, 100, 300, 100)」の最初の値の2箇所を変更してください。値はポイントです。

フォント名、フォントサイズ、フォント色はお好みで変更可能です。

太字、斜体、下線のいずれかを適用させたくない場合は「msoTrue」を「msoFalse」に変更、またはコードを削除してください。

テキストボックス内の選択中の文字列を太字、斜体、下線にするマクロ

選択中のテキストボックスにスタイルを設定、またはテキストボックス内の選択中の文字列にスタイルを設定するマクロです。

Sub SelectedTextStyle()

    '選択したオブジェクトがテキストボックスであることを確認
    If ActiveWindow.Selection.ShapeRange(1).HasTextFrame Then
    
        'テキストボックス内の選択中の文字列にスタイルを適用する
        With ActiveWindow.Selection.TextRange.Font
            .Bold = msoTrue '太字
            .Italic = msoTrue '斜体
            .Underline = msoTrue '下線
        End With
    
    End If
End Sub

太字、斜体、下線のいずれかを適用させたくない場合は「msoTrue」を「msoFalse」に変更、またはコードを削除してください。