おすすめパワポ本12選!プロから学ぶ資料作成術

PowerPointで漫画風集中線を作る方法

PowerPointで線の長さ・太さ調整ができる漫画風集中線の作り方をご紹介します。

集中線を1本ずつ並べて作るのは効率的ではありません。「SmartArt」で線を並べて、より簡単に作りましょう。

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集中線パーツを作る

スライドサイズを「高さ:20cm」「幅:20cm」に設定します。スライドサイズの設定方法はこちらをご参照ください。

「挿入」タブ →「図」グループ →「SmartArt」をクリックします。

「SmartArtグラフィックの選択」ダイアログボックスが開くので、「循環」→「基本の循環」を選択して「OK」をクリックします。

SmartArtがスライドに挿入されます。

SmartArtを選択した状態で、「SmartArtのデザイン」タブ →「グラフィックの作成」グループの「図形の追加」を11回クリックして円を追加します。

円が合計16個並びました。

SmartArtを選択した状態で、「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「サイズとプロパティ」→「サイズ」を「高さ:24cm」「幅:24cm」に設定し、スライドと上下左右中央揃え(揃え方を参照)で配置します。

「Shift」キーを押しながら矢印をすべてクリックして選択します。

矢印を選択した状態で、「書式」タブ →「図形」グループ →「図形の変更」 →

「フローチャート:組合せ」を選択します。

図形が変更されました。

「フローチャート:組合せ」を選択した状態で、「高さ:8cm」「幅:0.3cm」に設定し、「Ctrl + C」キーでコピーします。

SmartArtを削除し、「Ctrl + V」キーでペーストします。

「フローチャート:組合せ」を選択した状態で、「Ctrl + Shift + G」キーでグループ化を解除すると図形の前面に透明オブジェクトが出現するのですべて削除します。

最後にすべての図形を「Ctrl + G」キーでグループ化し、黒色にします。

集中線パーツの完成です。

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集中線の調整方法

角度の調整

集中線の角度は、「Ctrl + Alt + ← →」キーを押して「1°」ずつ回転させるか、「サイズ」→「回転」ボックスのスピンボタン(▲/▼)をクリックして調整します。

長さ・太さの調整

集中線の長さと太さは、「Ctrl + Shift + G」キーでグループ化を解除したあと、「サイズ」の「高さ」と「幅」の入力ボックスのスピンボタン(▲/▼)をクリックして調整します。

  • 高さ:長さ調整
  • 幅:太さ調整

調整後は再び「Ctrl + G」キーを押してグループ化します。

  • 集中線の角度調整のときはグループ化、長さ・太さ調整のときはグループ化を解除します。

集中線を並べる

前項で作成した集中線を複製し、4パターン作ります。

  • グループ化した状態で「回転:2°」
  • グループ化を解除した状態で「高さ:7.5cm」「幅:0.3cm」

  • グループ化した状態で「回転:5°」
  • グループ化を解除した状態で「高さ:7.2cm」「幅:0.2cm」

  • グループ化した状態で「回転:9°」
  • グループ化を解除した状態で「高さ:8cm」「幅:0.4cm」

  • グループ化した状態で「回転:14°」
  • グループ化を解除した状態で「高さ:7.2cm」「幅:0.3cm」

4つの集中線を上下左右中央揃えで配置して完成です。

スライド外のオブジェクトを非表示にして確認する方法はこちらをご参照ください。

縦横比を変えてサイズを変更する

作成した集中線は、縦横比を変えてサイズを変更すると形状が崩れてしまいます。縦横比を変えてサイズを変更する場合は、SVG形式に変換しましょう。

集中線を「Ctrl + C」キーでコピーした状態で「Ctrl + Alt + V」キーを押し、「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスを開きます。

「貼り付ける形式」から「画像(SVG)」を選択し、「OK」をクリックします。

縦横比を変えてサイズを変更できるようになりました。

みんなも集中線でいろんなものを強調してみよう!

アイキャッチ使用素材の作り方

アイキャッチの使用素材は、次のリンクをご参考に作成いただけます。