PowerPointで画像をイラスト化するときは、「アート効果」を使います。その中でも「カットアウト」が処理後の不自然さも少なくおすすめです。
お手軽にイラスト化したいときは試してみましょう。
この記事の目次
カットアウトでイラスト化する
イラスト化したい画像を用意します。
「カットアウト」を適用したときに色の階調が潰れすぎないように、ある程度きれいな画像を使うのがポイントです。
上図の写真は下記リンクから無料でダウンロードできます。同じ画像を使って練習してみましょう!
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画像を選択した状態で、「図の形式」タブ →「調整」グループ →「アート効果」→「カットアウト」を選択します。「カットアウト」はPhotoshopの「ポスタリゼーション」のような効果を適用できます。
「カットアウト」の初期設定は、色の階調が少なく潰れ気味になるので修正します。
画像を選択した状態で、「図の書式設定」ウィンドウ →「効果」→「アート効果」→「影の数」の値で色の階調を調整します。作例は「影の数:6」に設定しています。
色の階調が増えて、よりアーティスティックな感じになりました。
Photoshopなどの画像編集ソフトを使わずに、画像をイラスト化できました。
元の画像の状態に戻す
一度イラスト化した画像も、すぐに元の状態に戻すことができるので安心です。
画像を選択した状態で、「図の形式」タブ →「調整」グループ →「図のリセット」をクリックすると元の画像の状態に戻ります。