PowerPointの図形の「スマイル」の初期設定は、笑顔とはかけ離れた青ざめた表情をしています。心の中では笑ってないのかも…と心配です。
そこで、スマイルをカスタマイズして飛び切りの笑顔に作り変えましょう!
笑顔にする3ステップ
①顔色を明るくする
笑顔が映える明るい顔色にしましょう。
「ホーム」タブ →「図形描画」→「スマイル」を選択します。
スマイルを「高さ:8cm」「幅:8cm」で描きます。
顔色が悪いですね。
スマイルの書式を次のように設定します。
- 塗り:オレンジ(RGB:255,192,0)
- 線色:黒
- 線幅:5pt
- 線の先端:丸
- 線の結合点:丸
②目をニッコリさせる
魂が抜けた目をニッコリさせます。
スマイルを右クリックしてメニューを開き、「頂点の編集」をクリックします。
頂点が編集できる状態になるので、上図のようにスマイルの目の左側の頂点にマウスオーバーし、カーソルの形を変えます。
頂点を右クリックしてメニューを開き、「頂点の削除」を選択します。
頂点が削除されました。同じように上図の赤枠で囲んだ頂点も削除しましょう。
- 頂点の削除はどちらの目も左側の頂点から行うと形状が崩れません。
目がニッコリしました。
ニッコリと引き換えに、目の下にクマができてしまいました。徹夜明けの空元気に見えるので取ってあげましょう。
スマイルを「Ctrl + C」キーでコピーした状態で「Ctrl + Alt + V」キーを押し、「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスを開きます。
「貼り付ける形式」から「画像(SVG)」を選択し、「OK」をクリックします。
SVG形式で貼り付きました。
「Ctrl + Shift + G」キーでグループ化を解除し、目を選択して「塗りつぶしなし」にしてクマを取ります。
③口を開けて笑う
口を開けて口角を上げます。
口を右クリックしてメニューを開き、「頂点の編集」をクリックします。口の線分にマウスオーバーし、カーソルの形を変えます。
線分を右クリックしてメニューを開き、「パスを閉じる」を選択します。
口を開けて笑いました。
口の中が塗りつぶせるようになったので「塗り:オレンジ(RGB:255,102,0)」に設定します。
口の高さを上に拡大して完成です。
飛び切りの笑顔になりました。