PowerPointで紙の端がクルンとめくれた風のページカール付きフレームの作り方をご紹介します。
紙は図形の「四角形:1つの角を切り取る」を使用し、紙のカールした部分は文字の黒三角「▲」を変形させて作ります。
ページカールを作る
テキストボックスに「MS ゴシック」で黒三角「▲」を入力します。
テキストボックスを「Alt」キーを押しながら「←」キーを3回押して左に「45°」回転させます。
テキストボックスを選択した状態で、「図形の書式」タブ →「ワードアートのスタイル」グループ →「文字の効果」→「変形」→
「凸レンズ:下」を選択します。
すると、黒三角が上図のような形状に変化します。
「高さ:4cm」「幅:5cm」に設定します。
「ホーム」タブ →「図形描画」→「正方形/長方形」を選択します。
黒三角の中に収まるように四角形を描き、書式を次のように設定します。
- 塗り:グレー(RGB:217,217,217)
- 線色:黒
- 線幅:4pt
- 線の結合点:丸
「Shift」キーを押しながら「四角形」→「テキストボックス」の順に選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」→「接合」をクリックします。
黒三角に四角形の書式が適用され、同時にプレースホルダーが水平になりました。
「高さ:2cm」「幅:2cm」に設定し、ページカールの完成です。
ページカール付きフレームを作る
新規プレゼンテーションのスライドサイズ「ワイド画面(16:9)」で作成を進めます。
「ホーム」タブ →「図形描画」→「四角形:1つの角を切り取る」を選択します。
「四角形:1つの角を切り取る」を描いて上下反転(反転方法を参照)し、書式を次のように設定します。設定後、スライドと上下左右中央揃え(揃え方を参照)で配置します。
- 高さ:16.7cm
- 幅:31.5cm
- 塗り:白
- 線色:黒
- 線幅:4pt
- 線の結合点:丸
ページカールを「Ctrl + Shift + ]」キーで「四角形:1つの角を切り取る」の前面に移動し、右下揃えで配置します。
「四角形:1つの角を切り取る」の調整ハンドルを移動させてページカールの角と合わせます。
- ページカールを選択した状態で、「Ctrl」キーを押しながらマウスホイールを回転させると、ページカールを中心に画面を拡大できるので作業がしやすくなります。
ページカール付きフレームの完成です。
ページカール付き付箋を作る
フレームを細長くすればページカール付きのかわいい付箋を作ることもできます。