PowerPointで紙の端がクルンとめくれた風のページカール付きフレームを作る方法をご紹介します。
紙は図形の「四角形:1つの角を切り取る」で作り、紙のカールした部分は「文字の変形」を利用して作ります。
ページカールを作る
テキストボックスに黒三角「▲」を入力します。フォントは「源ノ角ゴシック JP」を使用しています。
- 上図の三角形が入力できれば、フォントの指定はありません。
テキストボックスを「Alt」キーを押しながら「←」キーを3回押して左へ回転させます。
テキストボックスを選択した状態で、「描画ツールの書式」タブ →「ワードアートのスタイル」グループ →「文字の効果」→「変形」にマウスオーバーし、
「形状」の「凸レンズ:下」を選択します。
すると、三角形が上図のような形状に変形します。
三角形の中に収まるように同じ色で四角形を描きます。
テキストボックスと四角形を選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」→「接合」を選択して結合します。
プレースホルダーが水平になりました。
書式を次のように設定し、ページカールの完成です。
- 塗りつぶし:グレー(RGB:217,217,217)
- 線幅:お好みで設定
- 線の結合点:丸
ページカール付きフレームを作る
「ホーム」タブ →「図形描画」グループ →「図形ツール」→「四角形:1つの角を切り取る」を選択します。
「四角形:1つの角を切り取る」をページカールと同じ線幅(線の結合点:丸)で描き、上下反転させます。
前項で作成したページカールと「四角形:1つの角を切り取る」を右下揃えで整列させます。
「四角形:1つの角を切り取る」の調整ハンドルを移動させてページカールの角と合わせます。
ページカール付きフレームの完成です。