PowerPointで「和風な雲のシルエット」を図形の結合で作る方法をご紹介します。
様々な雲のバリエーションが作れるように、パーツの組み合わせで雲の形が変形できるようにします。
グリッドを使用する
グリッドの表示をオンにして、オブジェクトをスナップさせながら作成していきます。
「表示」タブ →「表示」グループ → 右下の「起動ツール」をクリックします。
「グリッドとガイド」ダイアログをが表示されるので、「描画オブジェクトをグリッド線に合わせる」と「グリッドを表示」にチェックを入れます。
雲のメインパーツを作成する
図形ツールの「四角形:角を丸くする」を「高さ:2cm」でグリッドに沿って描きます。左上の調整ハンドルを右いっぱいまで移動し、両端を円形にしましょう。
これが、雲のメインパーツになります。
雲の連結パーツを作成する
「高さ:2cm」「幅:4cm」の「長方形」を作成します。
雲のメインパーツを複製し、「高さ:2cm」「幅:4cm」に変形します。
グリッドに沿って、長方形の中央の位置から重ね合わせます。
長方形 → 雲のメインパーツの順に選択し、「描画ツールの書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」→「単純型抜き」を選択して結合します。
連結パーツの右側ができました。
複製、左右反転、繋ぎ合わせてグループ化し、雲の連結パーツの完成です。
パーツを組み合わせて雲を作成する
雲のメインパーツをグリッドのマス目を1つ飛ばして、上下に2つ並べます。お好みで幅や左右の位置を変えましょう。
雲のメインパーツの間に雲の連結パーツを配置して完成です。
パーツの組み合わせによって、様々な雲の形に変形ができます。