もうすぐバレンタインデー!ということで、今回はハートのアイコンを作ってパターンにする方法をご紹介します。
PowerPointの図形にもハートはありますが、即席のハートではなく、もっとかわいくバージョンアップしたハートを作ります。
ラストにハート型の3Dチョコレートを作るレシピもご用意していますので、お楽しみいただけましたら幸いです。
ハートのアイコンを作成する
「ホーム」タブ →「図形描画」→「四角形:上の2つの角を丸める」を選択します。
「高さ:8cm」「幅:5cm」「塗り:ピンク(RGB:255,51,153)」で描きましょう。
右上の調整ハンドルを中央に移動させて図形の上部を半円にします。
図形を複製して右に「90°」回転し、2つの図形を左下揃え(揃え方を参照)で配置します。
続いて、2つの図形を左に「45°」回転させます。プレースホルダーも斜めになるので、リセットして編集しやすいデータにします。
ハートの中に図形を描きます。色は分かりやすいように黄色にしていますが、ハートと同じ色で描きます。
図形を「Ctrl + A」キーですべて選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」→「接合」をクリックします。
プレースホルダーがリセットされました。
ハートのアイコンの完成です。
ハートのパターンを作成する
パターンにする図形のパーツを作成する
ハートを「高さ:2cm」「幅:2.2cm」に設定して複製します。
パターンにする図形を作るために、ハートで4つのパーツを作ります。
長方形を「高さ:1cm」「幅:2.2cm」「ハートと同じ色」で描き、1つ目のハートと下中央揃えで配置します。
2つの図形を選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」→「切り出し」をクリックします。
図形が分割されました。
左右下の不要な図形を削除して2つのパーツにします。
続いて、残り2つのパーツを作りましょう。
長方形を「高さ:2cm」「幅:1.1cm」「ハートと同じ色」で描き、2つ目のハートと左中央揃えで配置します。
2つの図形を選択し、「図形の書式」タブ →「図形の挿入」グループ →「図形の結合」→「切り出し」をクリックします。
図形が分割されました。
左側の不要な図形を削除して2つのパーツにします。
合計4つのパーツが完成しました。
パターンにする図形を作成する
正方形を「高さ:5cm」「幅:5cm」で描き、「透明度:100%」にします。
作った4つのパーツを正方形の前面に作例のように上下左右中央揃えで配置します。
すべての図形をグループ化して「高さ:2cm」「幅:2cm」に設定します。
パターンにする図形の完成です。
パターンで塗りつぶす
パターンで塗りつぶす正方形を「高さ:10cm」「幅:10cm」で描きます。
パターンにする図形を「Ctrl + C」キーでコピーした状態にします。
正方形を選択し、「図の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「塗りつぶしと線」→「塗りつぶし」を次のように設定し、パターンにする図形で塗りつぶします。
- 塗りつぶし(図またはテクスチャ)
- 画像ソース:クリップボード(コピーした図形を挿入します)
- 図をテクスチャとして並べるにチェック(図形をタイル状に並べます)
- 配置:中央(パターンの位置調整)
ハートのパターンの完成です。
- PowerPointのバージョンにより、仕上がりが異なる場合があります。
色変更をする
パターンの背面に正方形を重ねると背景色を入れることができます。
ハートを白色に変更したい場合は
「図の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「図」→「図の修整」の「明るさ」を「100%」に設定します。
ハートを黒色に変更したい場合は
「図の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「図」→「図の修整」の「明るさ」を「-100%」に設定します。
ハートで3Dのチョコレートを作成する
バレンタインといえばチョコレートですね。ラストは、作成したハートを使って3Dチョコレートを作りましょう。
作成したハートを「茶色(RGB:100,30,0)」に色変更します。
「図形の書式設定」ウィンドウ →「図形のオプション」→「効果」→「3-D書式」の「面取り:上」を「スラント」にします。
「スラント」を「幅:30pt」「高さ:6pt」に設定します。ハートのサイズを変更している場合は、値が異なるのでお好みで調整しましょう。
立体感が出てチョコレートっぽくなりました。
仕上げに文字でデコレーションします。作例のフォントは「Cooper Std Black」を使用しています。
3Dチョコレートの完成です。
おつかれさまでした(^^)
それでは、ハッピーバレンタイン☆