PowerPointでCanvaのテンプレートや素材を使う方法をご紹介します。
Canvaにはパワポで編集可能なpptxファイルに変換できる機能がついています。
合わせてCanvaからIllustrator用データに変換する方法も解説します。
CanvaをPowerPointファイルに変換する
Canvaにログインしてお好みのテンプレートを選択します。
- PowerPointファイルに変換するにはログインする必要があります。
画面右上の「共有」から「もっと見る」をクリックします。
「すべてのオプション」が表示されるので少し下にスライドし、「保存」から「Microsoft PowerPoint」をクリックします。
「ダウンロード」ボタンをクリックしてpptxファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたpptxファイルをPowerPointで開くと上部にメッセージが出ますが、「編集を有効にする」をクリックすると編集できる状態になります。
オブジェクトが分割されて編集できる状態になりました。
CanvaのアイコンをPowerPointで使う
CanvaのアイコンやイラストをPowerPointで使う方法です。Canvaの無料アカウントでは変更できる色が指定されていますが、PowerPointに変換すると自由に色変更ができるようになります。
「ホーム」→「機能」→「アイコン」からお好みのアイコンカテゴリを選択します。
ここでは「ファイル・フォルダー」カテゴリを選びました。
続いて、左上のボックスから「無料」を選択すると無料で使用できるアイコンのみが表示されます。
お好みのアイコンを選択し、「デザインに使用する」→「プレゼンテーション」をクリックします。
新規ページが作成されるので前項と同じ手順でpptxファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたpptxファイルをPowerPointで開き「編集を有効にする」をクリックすると編集できる状態になります。
2色以上使われているオブジェクトを色変更すると1色使いになってしまいます。そんなときは、オブジェクトを右クリックしてメニューを開き「図形に変更」をクリックしてから行いましょう。
PowerPointファイルをCanvaで使う
前項とは逆にPowerPointファイルをCanvaで使う方法をご紹介します。
Canvaの「ホーム」画面に使いたいpptxファイルをドラッグ&ドロップします。
読み込みが完了するとデザインの項目にファイルが追加されます。
ファイルをクリックすると編集画面に切り替わります。文字化けやずれがある場合は、元のデータを確認しながら修正しましょう。
CanvaをAIデータに変換する
無料アカウントでCanvaをAIデータに変換する方法です。直接AIデータには変換できないのでPDFに変換してからIllustratorで開きましょう。
画面右上の「共有」から「ダウンロード」をクリックします。
「ファイルの種類」が「PDF(標準)」になっていることを確認し、「ダウンロード」ボタンをクリックしてpdfファイルをダウンロードします。
pdfファイルを右クリックしてメニューを開き、「プログラムから開く」→「Adobe Illustrator」をクリックします。
ファイルを開くことができましたが、文字化け、テキストボックスがバラバラ、オブジェクトのずれなどがあるので元のデータを確認しながら修正しましょう。
Canva Proを使う
Canva Proに登録するとSNSの投稿、チラシ、ポスター、プレゼン資料など、42万点以上のテンプレートが使えるようになります。
写真は約50倍、アイコンは約100倍使える量が増えます。デザインのパターンが豊富に必要な方、気になるテンプレートや素材がProばかりの方は、Canva Proを検討しみてはいかがでしょうか。