PowerPointでテキストボックス内の文字のベースラインを下げて1文字ずつズラす方法をご紹介します。
Illustratorの「文字タッチツール」ほどの機能はありませんが、PowerPointでもベースラインの上げ下げが可能です。
文字のベースラインを下げてズラす
テキストを用意します。
ズラしたい文字を選択します。
「ホーム」タブ →「フォント」グループ → 右下の「起動ツール」をクリックします。
「フォント」ダイアログが開くので、「文字飾り」の「下付き」にチェックを入れて「相対位置:-30%」に設定し、「OK」をクリックします。「相対位置」の値は、下げる位置によって異なります。
- ベースラインを上げたい時は、「上付き」にチェックを入れます。
文字のベースラインが下がりましたが、フォントサイズが縮小されてしまいました。
- 上付下付文字にする機能のため、フォントサイズが縮小されます。
縮小された文字を元のフォントサイズに合うように拡大します。
元のフォントサイズに合わせる方程式は、「元のフォントサイズ÷2×3」で求められます。元のフォントサイズが「10」だった場合は「15」と入力しましょう。
書式のコピー&ペーストで他の文字もズラす
ズラした文字を選択し、「Ctrl + Shift + C」キーで書式をコピーします。
ズラしたい文字を選択し、「Ctrl + Shift + V」キーで書式をペーストします。
最後に、必要であれば字間の詰めを調整して完成です。
クイックアクセスツールバーのインポート
ベースラインの上げ下げを効率良く行うために、当サイト推奨のクイックアクセスツールバーのインポートをおすすめします。
ベースラインの上げ下げは、文字を選択した状態でクイックアクセスツールバーの「16番:ベースラインを上げる」「17番:ベースラインを下げる」で行えます。
次のチュートリアルを参考にして設定しましょう!

クイックアクセスツールバーをイラレ仕様に設定する
今回は、PowerPointのIllustrator化を目的とし、イラレ仕様にカスタマイズした「おす…