PowerPointで斜線が交差した網目模様を作りフレームにする方法をご紹介します。
網目模様は斜線を複製して等間隔に並べると作れますが、「表」機能を使って一括で斜線を引くと、より簡単に作れます。
スライドから線がはみ出ず、きれいなデータ作りができます。
網目を作る
新規プレゼンテーションのスライドサイズ「ワイド画面(16:9)」で作成を進めます。
「挿入」タブ →「表」→「表の挿入」をクリックし、「表の挿入」ダイアログボックスを開きます。
「ワイド画面(16:9)」のサイズは「高さ:19.05cm」「幅:33.87cm」になるので、「列数:34」「行数:19」と入力し、できる限り正方形に近しいサイズのマス目でスライドサイズを分割できるように設定します。
「OK」をクリックして表を挿入します。
続いて、「レイアウト」タブ →「配置」グループ →「セルの余白」→「なし」をクリックします。
- セルの余白分、表が縮小できないので「なし」にしています。
表をスライドと左上揃え(揃え方を参照)で配置し、プレースホルダーをドラッグしてスライドと同じサイズに変更します。
続いて、「テーブルデザイン」タブ →「表のスタイル」グループ →「テーブルスタイル」→「スタイルなし、表のグリッド線なし」を選択します。
表が透明になりました。
続いて、「テーブルデザイン」タブ →「罫線の作成」グループ →「ペンの太さ」→「2¼pt」を選択します。
- 「ペンの太さ」はお好みでOKです。
続いて、「テーブルデザイン」タブ →「表のスタイル」グループ →「罫線」→「斜め罫線(右下がり)」を選択します。
表に斜線が入りました。
続いて、「罫線」→「斜め罫線(右上がり)」を選択します。
網目模様ができました。
網目フレームを作る
白色の長方形を作成し、スライドと上下左右中央揃え(揃え方を参照)で配置します。作例では長方形のサイズを「高さ:16.05cm」「幅:30.87cm」にしました。
背景色を「Hex:#FF7C80」、斜め罫線を白色に設定するとアイキャッチのデザインになります。
網目フレームの完成です。
- 斜め罫線の色を変更するには、「テーブルデザイン」タブ →「ペンの色」を設定し、「斜め罫線(右下がり)」と「斜め罫線(右上がり)」を再度選択する必要があります。